Projected Winner

　
Projected Winner とは「当選確実者」のことです。

今朝のニュースで、１１月７日 (米国時間) に
第５９期 米国大統領選の当確 Joe Biden (民主党) による
勝利宣言があったことを知りました。

以下数字は ＣＮＮ １１月８日 (日) 報道
東部時間午前２時２１分現在
◆ 獲得した選挙人数 (electoral votes)
　 ２７９　● Joe Biden (民主党)
　 ２１４　● Donald Trump (共和党)

３日前の状況 との比較で
● の ＋２６票は
[２０ e.v.]　Pennsylvania
[　６ e.v.]　Nevada
なのですが、獲得票は ４９.６％, ５０.０%
過半数ではなく、圧勝とは言えません。
調べますと、[１０ e.v.] Wisconsin も、４９.４％ でした。

● の ＋１票は
Maine 独自の選挙法で獲得していた票のようです。

問題となっていた「郵便投票の無効票数」については
まだ発表されておらず、裁判で争われるのではないか
と、思われています。
争点は、票廃棄 (!!!) を含めた集計不正の他、
投票期限後の発送が疑われる遅延到着分の有効性と
二重投票, 不正代理投票, 等の可能性らしいです。

Joe Biden (民主党) 獲得郵便票は多いようですから、
このまま当選しても、不安が残るかも知れません。
COVID-19 蔓延で経済状況が急激に悪化している人が
郵便投票を売った ... という指摘を、完全に否定する
のが難しいですね。来期の大統領が誰かより、今日の
食事や暖房の方が重要な人々が大勢いるでしょう。

Trump 現大統領の今後については、他にも、
恩赦説, 亡命説等、様々な「筋書き」が出ているものの、
「時間稼ぎ → 選挙人投票」狙いで
連邦議会選挙の結果を待っているとすれば
実は、まだ結果が出ていない状態です。

　上院 (残　４席)　● 　４８席 ： ●　４８席
　下院 (残２６席)　● ２１１席 ： ●１９８席
　※ 過半数を獲得するのに最低必要議席は
　　 上院５１席, 下院 ２１８席

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メディアの偏向, 獲得郵便票数に
根強い疑惑と遺恨を残さず、暴動デモを避けるには
COVID-19対策, 経済回復の方向性
を示し、結果を出すしかないわけですから
次期米国大統領の手腕に期待して
どちらの支持者も、取り敢えず自宅待機して欲しい
ものですね～*

タグ：米国大統領選挙

米国の選挙が ...

　
以下数字は ＣＮＮ １１月５日 (木) 報道
東部時間午前３時半 (日本：午後５時半) 現在

第５９期の米国大統領を選ぶ一般投票 ... 接戦 です。
獲得した選挙人数 (electoral votes)
　２５３　● Joe Biden (民主党)
　２１３　● Donald Trump (共和党)

... 残るは、[７１ electoral votes]　６州です。
※ (開票%, 現時点で一般投票数の多い政党の色 ●)
　(89%, ●) [２０ e.v.]　Pennsylvania
　(95%, ●) [１６ e.v.]　Giorgia　
　(96%, ●) [１５ e.v.]　North Carolina　
　(86%, ●) [１１ e.v.]　Arizona　
　(86%, ●) [　６ e.v.]　Nevada
　(47%, ●) [　３ e.v.]　Alaska

２７０票を獲得した時点で、大統領が決定する選挙です
ので、どちらの候補にも当選の可能性は残ります。
現在の色分け通りならば、Biden氏は、ちょうど２７０票
ですが、Trump現大統領は、前回大統領選で Nevada 除く
５州で勝利しています。
どちらが勝者になっても、暴動デモは起こりそうです。

ここで確定しなければ、(多分しないけれど)
１２月１４日の「選挙人投票」に、もつれ込み、
その結果は、来年１月６日、上下両院合同会議で集計し
ようやく、１月２０日に「新大統領の就任式」らしい ...
来年です！　モウ、ウシ年 ...

同日 (１１月３日) 実施の連邦議会選挙も 接戦 で
上院 (残　６席)　●　４７席 ： ●　４７席
下院 (残４８席)　●１９９席 ： ●１８８席

正に、米国は２分断されている感じですね ...
今後４年間 ... 荒れそうですね ...

タグ：連邦議会選挙 大統領選挙 米国

人生１００年？

　
今日は、日本では「文化の日」で、
米国では「大統領選挙の一般投票日」です。

５月に、日本の祝祭日について 少し書きましたが
「文化の日」は、明治天皇の誕生日です。
終戦前は、「明治節」という「祭日」でした。
戦後、１９４６ (昭和２１) 年に、日本国憲法が公布
された日でもあります。
しかし、「憲法記念日」という「祝日」にはせず、
建国日 (大日本帝国憲法の公布日) と併せて、敢えて
残存させたところに、当時の日本軍部政府の思惑が
感じられます。つまり、復古, 復興ね！

憲法改正を強引に推し進めていた政権は
本日、復古憲法の公布を予定しており
施行は、現在の憲法記念日に当てて
現行の日本国憲法の存在を塗り潰そうとしていた
... らしいです。

今月１日、その元首相が
「憲法について議論すべきだというのが国民の民意で、
これに応えていくのが国会議員の職責だ。
(改憲の) 機運を高めていくために私も努力したい」と
発言したと、新聞記事にありました。
ちなみに、１１月１日は「自衛隊記念日」だそうで
もちろん「国民の祝日」ではありません。


第５９期の米国大統領を選ぶ一般投票は、
東部時間３日午後７時（日本時間４日午前９時）から
順次締め切られ、ハワイ, アラスカ を残した状態で
日本時間４日午後１時に終了します。
が、郵便投票の集計もあることから、結果発表は
翌日以降になりそうだとのことです。

米国人の関心は、８月以降、
COVID-19 より 大統領選の比重が高くなり、
戦争・テロ, 暴動,... への懸念も強いです。

フランスでも、戦争・テロ, 暴動,... への懸念が強く、
日本は、憲法の強硬改正が延期となりつつも
依然として危険な位置にあるのですけれど
危機感があまり伝わってきませんが？？？
本当に大丈夫なのか？？？

子供の頃に同居していた明治生まれの祖母が
「気配は感じつつも、まだ大丈夫と思っていたら、
　(戦争が) 突然始まった」
と、言っていたのを思い出して、私は怖いです。
だから、書いてしまいました。
読んで怖くなっちゃった人に、ごめんなさい！

今、人生１００年計画の意義って？

タグ：戦争 米国大統領選 憲法改正

６０日

　
今年も、残すところ６０日となりました ...
振り返って見たくないほど、酷い１０ヶ月でした。
年初から、これ ですからね！

９, １０月は、私的に小さな失敗が増えて
少しボケたんじゃないか？... と、嫌な気分に ...
そこで (?)、久しぶりに 英語の話題！
２つの無能 (incapable, incompetent) についてです。


１０月９日、朝日新聞 DIGITAL の記事見出しに
　「米政権、危険なほどの無能」
　　米医学誌が論説、コロナ対応批判

... その米医学誌のサイトに行ってみました。
The New England Journal of Medicine（NEJM）
１８１２年創刊以来、政治干渉をしなかったという
歴史ある医学雑誌の異例な記事は
Dying in a Leadership Vacuum と題され
その内容は、日本に置き換えてもいいようなものでした。

書き出し文は、
　< Covid-19 has created a crisis throughout the world.
　　This crisis has produced a test of leadership. >
　< Here in the United States, our leaders have failed
　　that test. They have taken a crisis and turned it
　　into a tragedy. >
(世界中に巻き起こった COVID-19 危機は、指導力を試すものとなった。 米国指導者たちは、このテストにしくじり、危機を悲劇にしてしまった。)

中間文に、
　< ..., we were incapable of testing
　　effectively and couldn’t provide even the most basic
　　personal protective equipment to health care workers
　　and the general public. >
(効果的な検査能力に欠け、
医療従事者や一般人に最も基本的な個人保護用品すら与えられなかった)

結文は、
　< ... they are dangerously incompetent.
　　We should not abet them and enable the deaths
　　of thousands more Americans by allowing them
　　to keep their jobs. >
　　　　　< ... 彼らは、危険なほど無能である。
　　　　　我々は、彼らを支持するべきでない
　　　　　彼らに仕事を続けさせることで、さらに数千人もの
　　　　　米国人を死なせるべきではない。>


incapable は、「能力域の不足」な無能
物理的・状況的に受容能力が不足で、できないわけです。
PCR検査の適用範囲が狭く、実施件数が少ないと指摘されて
いました。判定の遅さの指摘も ...
最も基本的な個人保護用品 = マスク のことでしょう。
その着用は、米疾病対策センター (CDC) vs トランプ大統領
で、他国より大幅に遅れましたよね。

incompetent は、「資質が無い」の無能
米国からのメール に、しばしば登場する単語の１つです。
何かをする上で必要なスキルが無い (不適格, 不適任)
という意味合いです。

例えば ...
彼は、疲労により incapable (できない) なのではでなく
それをするには incompetent (資質が無い) のだ

タグ：英文記事 英語

冬が来る！

　
今日から１１月 ...
この記事にも書きました ように
秋・冬季に入った北半球の国々で
COVID-19 ウィルスの動きが活発になっています。
日本では、北海道で感染者増加が目立ち始めています。

厚生労働省の発表によりますと、１０月３０日 (金) 、
国内陽性者累計が１０万人を超えてしまいました。

理由不明のまま、現在も、東アジアにおける感染力は
欧米諸国に比べ、かなり低いと言えます。
それでも、感染が拡大し続ける限り、
発表される数字は、生命であり、誰かの人生なのだと
心に刻みこんで、慎重に行動したいと思います。

政府が感染対策を放置したまま推進させている
ように見える「ＧＯ ＴＯ トラベル・キャンペーン」も
いよいよ、秋・冬季に突入します。

[以下、人数は厚生労働省ＨＰ]
◆ 全国における陽性者累計 (死亡者累計)
　キャンペーン開始前　　２６,３０３人　(　 ９８９人)
　昨日まで　　　　　　１０１,１４６人　(１,７６６人)
　-------------------------------------------------------
　　　　　期間増加数　　７４,８４３人　(　 ７７７人)

◆ 直近３日間の新規感染者数
　１０月２９日 (木) 　５３４人
　１０月３０日 (金) 　７７８人
　１０月３１日 (土) 　８７７人


「再生」って、何を再生？
感染者を増加させ続けることで
経済的に弱い人々を更に叩きのめしていませんか？
秋・冬を乗り切るための 明るい News は、どこかしら？！

タグ：キャンペーン 経済再生 COVID-19