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紅葉と秋柳 [ ▲ 外国語 (一般, 雑誌)]

 
昨日に続き、東京は晴天で温暖です。
暦の上では「冬」ですけれど
感覚的には「初秋」です。

昨日は、立川の昭和記念公園へ
イチョウの紅葉を見に行きました。
並木と落葉の黄金色を堪能できて幸福気分 [ぴかぴか(新しい)]
フランスのイチョウ並木を想い出しての郷愁
もありました。

「イチョウの実」である「銀杏」の種は
加熱して殻を割ると、翡翠色が美しく
秋の食卓に彩りを与えてくれますね。

イチョウは、恐竜時代から氷河期を生き延び、
「生きた化石」と呼ばれています。
植物では少数派の「雄雌異株」です。

花暦で、11月は「柳の月」
柳も、雄雌異株の植物として知られています。
秋, 柳, から、中国の詩人「王士禎」(おうしてい)
を連想しました。 「秋柳」の詩が有名です。

中国詩人選集二集〈第13巻〉王士禎―王漁洋 (1962年)王士禎は、中国山東省で
中国支配が明から清に移る
動乱期に生まれました。

山東省は、無抵抗のまま
清に下ったため、早々に
新政権に取り込まれて
しまいます。

成人して清朝に仕え、順調に出世しつつも
失われた文化, 故郷に対して、何か釈然と
しない憂愁の念を生涯持ち続けたそうです。

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