ドン・キホーテ [● スペイン鳥]
「スペイン文学」と言われて、私が最初に思い浮かべるのは
セルバンテス (Miguel de Cervantes Saavedra) 著の
ドン・キホーテ (Don Quijote de la Mancha) です。
最初は、絵本で読みました。
当時の本が実家にも残っておらず、
左には、現在 Amazon.co.jp で購入
できるものを載せました。
挿絵作家は、一目で判る、村上 勉さん*
私が読んだ本の挿絵は、これほど
明るい色彩のものではありませんでした。
それから、
岩波少年文庫 (1968年版) で読みました。
翻訳:永田寛定
挿絵:Paul Gustave Doré (フランス人)
この本は、まだ所蔵しておりますので
ちょっと読み直してみようかと
思っているところです。
原書は、著作権切れにより、無料 で読めます。
各章立てが短い点で、読み進め易く見えます。
とは言え、17世紀初頭の作品ですから、古典です。
スペイン語で読書する最初の1冊には不向き ...
現代ものが望ましいですよね?
原作は、前編 (1605年初版), 後編 (1615年初版) と
著作の時期に開きがあります。
子供用に編纂されていない翻訳本を
読みますと、何か違いが分かる
かも知れませんね。
岩波文庫で全6冊!です。
表紙絵は、Paul Gustave Doré による
ものです。ページにも挿絵があると良い
ですが、サイトに記載がなくて不明です。
純然たる正義 ... 滑稽でいて、どこか物悲しい ...
ロシアの文豪 ツルゲーネフによりますと、
真実の社会的実現のために犠牲を厭わない ドン・キホーテ
そして、自己満足のために行動する ハムレット
人間には、生来の傾向で、この2つの型がいるが、
完全なドン・キホーテも、完全な ハムレットも、存在しない。
...
様々な歴史上の人物を思い浮かべさせる言葉ですね?
そして、現在社会の ...