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高低差 [迷い猫道 (雑記)]

 
フランス大統領選の2候補決戦投票が
3日後に迫りましたね。
最近、フランス, EU, の記事を読むことが
多くなりました。

マクロン 現大統領 (Emmanuel Macron) と
ルペン 国民連合党首 (Marine Le Pen) の
政策相違は明瞭で、一言で表すならば
「強いEUか、強いフランスか」です。

EUに関しては、委員長が既に
「ウクライナ加盟手続の加速」を公約しており、
COVID-19 流行, ロシア敵対によるエネルギー
不足, に続き、復興財政負担が追加されることに
弱体・解体の危機が懸念されているようです。

英国の離脱 (2020年) を機に、昨年、
財政統合をもって「1つの欧州」を強調した
ばかりですけれど、国民生活が窮して不満が
高まれば、多額の負担を強いられる前に抜けよう
と、思う国が続く可能性はあります。
そして、援助を受ける国からも十分じゃないと、
欲求・不満が出まくる!可能性もあるでしょう。

そして、収益性のある企業・富裕層を国内に保持
するための優遇措置で生じた「生活経済格差」も、
ウクライナ独立戦争への加担で生じた物価高騰へ
の不満・憤りとなりつつあるようです。

「強いEU」とは、加盟国合同で
米国, 中国, に匹敵する経済力を達成することに
尽きるわけですが、負担金ばかりが増えている
ような印象は否めませんね。
移民・難民・不法移住の問題も圧し掛かります。

この辺りに、ルペン候補への投票心理が働いて
いるらしいです。
米国主導の軍事同盟「NATO」からの脱退に
対する世論の賛否は、同じ位の割合で聞こえて
きますが、結論は未だよくわかりません。
3日後です。

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ところで、ニュース記事・動画を観ていて
しばしば、ユーゴ紛争 を思い出します。

クロアチア人作家の童話「Ciconia Ciconia」を
読み返しました。
クロアチア紛争 (独立戦争) 終戦から約8年後の
作品です。

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