開けずの箱 [迷い猫道 (雑記)]
３月、間もなく、４月... 当たり前ですけれど、
人間社会に何があっても、暦は規則通りに巡ります。
この３月、私は身辺整理に勤しんでおりました。
一時期流行した (?)「断捨離」的なものではなくて
１つ１つ確認しながらの作業です。
普段使わない古いものは、箱に入れられて納戸に積まれ
年末大掃除でも、これを開けたら手間が増大！なので
見て見ぬふりをしておりました。
「開けてはいけない箱」ではありませんから、
一気に老化の煙も、厄災も出てまいりません。
「開かずの箱」ではありませんから、
財宝の地図も、怪しげな品も、出てまいりません。
出てきたのは、どれも大したことのない品々です。
実家から引き揚げてきた、独身時代の品
会社員兼業主婦時代の手帳・メモ・手紙類
比較的新しいですが、フランス留学時代の品
... 等々、箱詰めする際に一応整理してありますが、
箱は、どんどん増えますね。
箱の数を減らして、納戸スペースを増やしたく
整理し直すことにしました。
作業は、集中することで精神安定効果もあり、
なかなか楽しく、なかなか感慨深い、
いろいろ思い出し、いろいろ考える、
有意義な時間を過ごさせて頂きました。
４月は、日本では「年度始まり」
草花が彩りを添えて、気分を上げてくれます。
継続的な悪政で、社会の低下が著しく
食材・日常必需品の価格上昇も
「始まり」の気分を ダダ落とし させていますけれど、
それでも、春 には
寒さの後の芽吹き ...「始まり」を感じますよね？
