極楽の箸

　
昨日の「地震警報」は、やはり、システム・エラー でした。
自宅近くの警報スピーカーは、かなりの大音量で鳴り、
あれなら高齢者の耳にも届くわね！っと、思いました。
電車は、暫く止まったらしいですね。
新聞には「気象庁が誤報を謝罪」 ... と、ありました。
ミスは、震源地が大幅にズレて表示され、それに基づき
影響の計算処理がされたために起こったようです。

今日、厚労相による発表
「マスク, 消毒用アルコールの転売禁止を近く解除する」
が、かなり話題になりました。

私が聞いたのは夕方で、SNS では既に話題沸騰？だった
らしいのですが、どんな内容なのかまでは知りません。
多分、 Why Now !? ... な感じではないかと？
陽性者が続々と確認されている まさに今、
マスク・消毒液の 健全な市場流通を 阻害 するような
決定に、正当な理由は、見当たりませんね。

政府が遅滞, 不備, 不全の対策を繰り返し、
拡散, 蔓延, 拡大した COVID-19 の
適時適切な治療を受けるに必要な検査さえ拒絶され
苦しみ、死んでいく人々 ...
精神的に、経済的に、追い詰められていく人々 ...
マスク・消毒液 は、庶民が互いに身を守るための
最後の砦 のようにさえ、私には思えるのです。

庶民が市場で買えるマスクの殆どは、
COVID-19 ウィルス から、自身は 護れません。
それは、自分の唾 (エアゾル, 飛沫) の飛ぶ範囲を
少しでも小さくすることで、周囲の人を護るためのもの。
周囲の人を護ることで、重症・重篤化し易い人を護り
地域医療, 医療・介護従事者を護り
地域経済, 飲食店・商店を護り
雇用者を護り、人々の生活を護るためのものです。

仏教の 極楽 で使う箸は、とても長いそうです。
長過ぎて、自分でそれを使って食事するのは無理 ...
傍の誰かが箸を使い、互いに食べさせることで
誰も飢えることがないのだそうです。

既に値上がりしている マスク・消毒液 が、再び高騰
すれば、買わない, 買えない人々が増えます。

感染恐怖で家から出れなくなる人,
マスクを探して彷徨って心折れる人,
消毒液が足りず、店を開けられない人,
感染拡大で検査, 治療を求めつつ、自宅・道端で倒れる人,
... また、増やしてしまう結果になることを、懸念します。

極楽の箸 は、折っては いけません。

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