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フラ鳥から王子様星へ (29) [ ▲ 星の王子さま]

 
Le Petit Prince (French)本文全27章の第17章です。
御免なさいね、私の怠慢で、王子様は
3年半も! 地球に到着できませんでした ...


さて、この章は
「人が才気をひけらかそうとすると、ちょっとだけ嘘が混じる」
という、 前章 の数字の言い訳から始まります。
わざと, 騙そうと, しているのはなく、聴衆を引き付けようと,
話を立派にしようとして、つい、大きく言ってしまうのです。
誇大広告・宣伝みたいですね。

王子様は地球に到着し、沢山の場所を占めていると思っていた
人間が誰もいないのに、驚きます。

最初に出会ったのは、蛇でした。
蛇の説明で、そこがアフリカの砂漠で、人間は別の場所に居る
ことが分かります。1人ぼっちの砂漠から人間の居る所へ行こ
うとする王子様に、蛇は

 On est seul aussi chez les hommes.
 (人間たちの中にいても、やっぱり1人ぼっちだよ)

第1章後半 で、パイロットが心から話しのできる人を探し
求めても出会えずに孤独であったことを思い出します。

王子様は、初めて見た蛇を観察し、
「指の様に細っちくて、奇妙な動物だな!」
「脚もないから、旅も出来ないよ!」
と、かなり失礼な発言をします。

これに対して、蛇は怒ることもなく
「王の指より強いさ」
「船より遠くに人を運べるよ」

 Celui que je touche,
 je le rends à la terre dont il est sorti.
 (触れる者を土に還すこともできるよ)

それから、純粋で繊細な王子様が、地球のような無慈悲な
星に来たことを気の毒がり
「いつか、故郷の星に帰りたくなったら、助けてやる」
と申し出ます。

王子様は、蛇の言うことに、ちょっと苛ついて
何だって、君は謎かけみたいに話すんだ !?

しかし、蛇の回答は、更に謎めいています ...
「謎は全部、私が解くんだよ」

どういう意味でしょう?
謎とは、人生の様々な苦悩を指しているのでしょうか?
生きている限り抱え続ける苦悩を解決する方法 ...
それを、蛇は持っている ... ...

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コメント 2

Hide

お暑うございます!ポットに冷茶が入れてあり
ますので、いつでもお茶出来ますので、どうぞ〜
誇大広告は制作しません出来ません? ABE
by Hide (2019-08-13 15:11) 

sasanono

Hide さん,
冷茶をどうも* ん?この汗は冷汗 (!?!)
by sasanono (2019-08-16 12:48) 

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