フラ鳥から王子様星へ (25) [ ▲ 星の王子さま]
本文全27章の第14章です。
5番目に訪問した星は、最も小さい星で
どれくらい小さいかと言いますと、1周3歩 !!!
散歩したら、目が回っちゃいそうですね (笑)
そこには、1本の街灯があり、点灯夫がいました。
王子様は、他の4つの星の住人ほどは
ナンセンスな男ではないと思います。
と言うのも、街灯に火を灯すことは
星をより美しく輝かせるのに役立って
いるからです。
でも、その仕事は、重労働でした。
何しろ、自転が1分間で1回... 1日1分
ですから、灯したら消し、消したら灯す... の繰り返しです !
昔は、世の中は、もっとゆっくり巡り、点灯夫は
休憩したり睡眠をとったりすることが出来たそうです。
でも、世の中が変わっても、命令は変更されないから
全然、休めない
同情した王子様には、名案 が
... つまり、歩く ! ことです。
なにしろ、1周3歩, 1周1分 の星ですからね。
いつも太陽のある側にいることは容易いですし、逆も然り !
点灯夫は「僕は眠りたいんだ」ということで、不採用...
歩きながら眠っても、誰にも迷惑かかりませんけどね? (笑)
王子様は、この点灯夫だけが、友達になることの出来た人だ
と思っています。 なぜなら、自分のことばかり考えている
人ではなかったから... でも、2人が居るには、星が小さ過
ぎたので断念したということです。
著者は、王子様が残念がっているのは、本当は、
友達ではなくて、1日に1440回も夕日を見れる星だろう
と思っていますけど !!!
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