受けよ、スぺイン鳥 [● スペイン鳥]
第17回は、受動態です。
英語の be + 過去分詞 by ~. にあたる構文の他、
ついでに (!)「一般的に ~される」を表すのにも
用いられる 再帰動詞と非人称文 も、ここで...
受けよ、スペイン鳥
行為者が明らかな受動文 :
ser 動詞の過去分詞 por 行為者
注意するのは、動詞の過去分詞が、
主語に合わせて 性・数変化する ことです。
完了形の haber + 過去分詞 では、過去分詞は無変化ですから、
混乱しないようにね*
Estos libros fueron regalados por Taro.
これらの本は、太郎によって贈られた
さて、行為主が特定できない, しない場合の受動文ですが、
再帰動詞 と 非人称 を用います。
再帰動詞 :
辞書には 動詞の不定形se の形で載っています。
この se は代名詞で、「自分自身を, 自分自身に」です。
levantar (普通動詞) 起こす
levantarse (再帰動詞) 起きる
---> 「自分を起こす = 起きる」
Me levantas temprano todas las mañanas.
(普通動詞の文) 君は私を毎朝早く起こす
Me levanto temprano todas las mañanas.
(再帰動詞の文) 私は毎朝早く起きる
Nos querremos mucho.
(再帰動詞の文) 私達は互いに愛し合っている
主語が複数の場合には「互いを, 互いに」という意味にも !
Me lavo las manos.
(再帰動詞の文) 私は (自分の) 手を洗う
Me preparo el desayuno.
(再帰動詞の文) 私は (自分の) 朝食をつくる
直接目的語が付くと「自分の, 自分のために」
Esta palabra no se usa.
(再帰動詞の文) この単語は使われていない
主語が物事だと「~される」という行為者不明の受動態に
非人称文 :
主語が、誰 (何) だか不明だったり、無関心な場合,
敢えて隠して、客観性を出したい場合に使います。
① 動詞を3人称複数形 にすると、
話手と聞手を含まない、不明の第3者が主語
Llaman a la puerta.
ドアの所で、誰かが呼んでいる
= ドアの所に、誰か来たよ
② 再帰動詞を3人称単数 にすると、
話手と聞手を含むかも知れない、一般の人が主語
Se dice que el es honest
人は、彼は正直者だと言う
= 彼は正直者だと言われている
主語を示さず「~される」という行為者不明の受動態に
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スペイン鳥の基礎文法、終わったよ~ !
おめでとう
やったね~
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