映画 003 (アメリカ) [小劇場]
本国公開 : 1991年 (アメリカ)
監督 : Jon Avnet
主演 : Kathy Bates
原作 : 「Fried Green Tomatoes
at the Whistle Stop Cafe」
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邦題 : フライド・グリーン・トマト
大好きな映画の1つ。
日常に疲れた中年主婦を、見事に再生してくれます。
自分の存在を、誰かの妻, 誰かの母, 女性,... で考えると、
いつの間にか、大して必要のないような存在になっている
ことに気づきます。
ただ、そこに居るだけの人として扱われている認識、誰の
目にも留まらない存在であるという認識は、うっそりと晴
れない心とともに、表情や行動も鈍らせてしまうものです。
老人ホームで、出会った老女... 彼女の語るストーリーは、
主人公の女性に、「人」として、社会の中で生きる力を
目覚めさせます。
そのストーリーの主人公は、2人の若い女性です。
悲しいこと, 辛いこと, 悔しいことが沢山あっても
元気で負けない ! あきらめない !
家庭内暴力, 性差別, 人種差別, 階級・職業・収入差別など
厳しい環境に取り囲まれ、次々と不幸に見舞われる人々は、
社会的に弱者, 無用と扱われ、蔑まれている人々。
彼らが、互いを守り合うためにとる行動は、共感と共存の
関係図に見えます。そして、切ないほどに、優しい...
2人が経営していた Whistle Stop Cafe
は、誰にでも優しい食堂です。
食事を与え、世話をして、困った時には
微笑みながら手を差し伸べる...
犠牲とも思わない...
女性特有の、母性本能を強く感じる映画
です。
↑ 原作
著者 Fannie Flagg は、映画の脚本も担当しています。
← これは、Fried Green Tomatoes
まだ、食べたことがありません。
スーパーでは、青いトマトは売って
いませんから...
えっ? 自家栽培? いいかも...
2015-04-17 17:45
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コメント(2)
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解説を見ただけで、なんとなく心に沁みこんでくるような映画ですね、
先日、レインマンを見ました、自閉症の兄と過ごす1週間、 弟は兄がいたことも知らされず、最初は遺産相続で兄にすべてが渡り、・・・だが・・・
little buterflyはとんでもないところで遊んでました。
大展開面白かったです。いつもブログ楽しみに拝見させてもらってます。
by asond (2015-04-17 19:02)
asond さま, 「レインマン」も心に沁みて、家族関係など、いろいろ考えさせられる作品ですねぇ...
ところで、小さな喋々は、庭の花畑を飛んでいた!
庭を縁取る花壇も、フラワーフレームと言えるかも*
by sasanono (2015-04-18 11:46)