無くて七草

　
今年の初詣は、５日 (木) に行きました。
今日は「どんど焼き」の日ですが、
この冬の COVID-19 死亡者数を見て
残念ながら、また不参加 ...
もう３年、祭事や催事に参加できず仕舞い！
で、気分も盛り上がらないわ。
今日は「七草粥」の日でもありますね。
これは、もちろん、やりました！無病息災！

さて、本記事タイトルですが、本来の諺は
「無くて七癖」です。
まだ、ボケたわけではございませんわよ (笑)
「無くて七草」は
諺を使った 言葉遊び の産物です。
　● 無くて七癖：
　　癖が無いように見える人でも、
　　探せば ７つくらいはあるものだ
　● 無くて七草：
　　お金がない状況の人でも、
　　探せば 質草 (七草) はあるものだ
　　(お金が無くて、質屋通い)

かつて、質屋は、庶民の銀行のような感じ
でした。銀行が引き受けてくれる担保など
そもそも持っておらず、身近な品で取引き
できる質屋さんのお世話になるわけです。
借りたお金が返せなくても、取り立てなど
無く、ただ質草が流れるだけです。
流れた質草は、売りに出されます。
昔は、正月明けに慌てて質草を引き出す人
が多かったと、聞いています。
年末年始は何かと物入りで... なのでしょう。

気の利いた言葉遊びは、解ると面白いです！
私は、古いものしか知りませんけれど
最近の若者も、言葉遊びをするのかしら？