老いの旅 [旅行社]
いや~、昨日の東京は暑かったですね!
掃除をしていて汗をかくのは、久しぶりです。
ところで、
身辺整理をしていると
思い出す「おくのほそ道」
思い出すと言っても、
作品として覚えているのは
「序文」だけですけれど!
昔、定年退職後の話しとして
自由な時間ができるので
ゆっくり旅をして回りたいと、言う人が多く
「おくのほそ道」巡りをされた方もいました。
懐かしいです。
「おくのほそ道」序文
月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。
舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふるものは、日々旅にして旅を栖とす。
古人も多く旅に死せるあり。
よもいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、去年の秋、江上の破屋にくもの古巣をはらひて、やや年も暮、春立てる霞の空に白河の関こえんと、そぞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取るもの手につかず。
ももひきの破れをつづり、笠の緒付けかえて、三里に灸すゆるより、松島の月まず心にかかりて、住める方は人に譲り、杉風が別墅に移るに、
草の戸も 住替る代ぞ ひなの家
面八句を庵の柱にかけ置く。
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「面八句」は、現代で言うところの「旅ノート」の
第1頁目でしょうか?
これから始まる旅への思いと、
住み慣れた古家を次の代に託し、引き継がれていく
ことへの想い ...
定年後の趣味に「俳句」も人気がありましたね?
吟行で訪れた地から送られた絵葉書も、古い箱から
出てまいりました。
序文がいいですね!
そろそろ股引きはやめようか思案中で!
思い出の絵葉書も探したいがマップケースかな?
by Hide (2022-04-11 01:19)
定年後に、芭蕉が巡った跡を巡るかた、荷風が馴染みにしていた店を巡るかた、多くいらっしゃいやすね。
芭蕉はかなりあちこち歩いていたようでやすから、巡り甲斐がありそうでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2022-04-11 13:13)
Hide さん,
最近は、股引き無しで温かいズボンが販売
されていて、嬉しいですね!
ところで、絵葉書も増える一方ですわ。
他界された方からの絵葉書を処分するのは
忍びなく... でも、私の老化に伴い、忍ぶ人
は増加するばかりですから!
by sasanono (2022-04-16 14:03)
ぼんぼち san,
芭蕉の歩行距離は、どれくらい?
今となっては、全て徒歩ではないにしても、
全て巡るには、かなりの日数がかかりそう!
近所の散歩ばかりで飽きてきましたので
私も、ほんのちょっとだけ、行動範囲を
広げたいです。芭蕉は無理!(笑)
by sasanono (2022-04-16 14:14)