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英ゴリ本 073 [ ▲ 英ゴリラの読書]

 
English Fairy Tales (Dover Children's Classics) (English Edition)English Fairy Tales
13. Jack and the Beanstalk
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by Anonymous
collected by Joseph Jacobs

[First published 1890]


これは、日本でも有名な「ジャックと豆の木」の話 [かわいい]
子供の頃に日本語で読んだ話には、巨人の妻と王女が
登場しませんでしたが、それ以外は同じでした。


Jack は、母親と2人暮らし。
1頭きりの牝牛のミルクを売って生活しています。
その牝牛がミルクを出さなくなり、やむなく市場に
売りに行くのですが、途中で出会った行商人の
「魔法の豆」と 交換してしまいます。
怒った母親が、それを窓の外に投げ捨てて
翌朝、1晩で天に届くほど大きく育った豆の茎を
Jack が登っていく ...

最初に出会った女巨人は、なかなか親切で
Jack の求めに応じて朝食を出してくれ
夫 = ogre (人喰い巨人) が眠った隙に逃げるよう
忠告してくれます。
Jack は、首尾よく逃げ帰ります。
ついでに、「金の入った袋」をくすねて!

その金が尽きると、再び豆の茎を登り、
「金の卵を産む雌鶏」を盗みます。
欲が出て、またまた豆の茎を登り、
「美しく歌う金のハープ」を盗んで帰ろうとしたら
ハープが叫び出し、ogreバレた!

Jack は、豆の茎を急いで降り、斧で切り倒します。
後を追いかけてきた ogre は、転落!
母子は 金持ちになり、Jack は 王女と結婚 [揺れるハート]
末永く幸せに暮らしましたとさ...


巨人の宝は盗んでも罪にはならぬ? (笑)
奥さんは、良い方でしたのに、気の毒な感じが... [たらーっ(汗)]
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stalk は、植物の「茎」です。

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コメント 2

Hide

ジャックはいい子なのか悪ガキなのか?
まあ晩年を幸せに暮らせたのら、それでいいです!
by Hide (2021-08-26 20:21) 

sasanono

Hide さん,
母親の台詞で、Jack はどこにも雇って貰えなかった... (だから、息子の稼ぎを当てにできず、牝牛を売るしかない) という事情のようです。
結果、「泥棒」として成功・出世 (!!!)
人喰い巨人の財宝ですから、まぁ、いいか!(笑)
by sasanono (2021-08-29 16:28) 

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