SSブログ

英ゴリ本 063 [ ▲ 英ゴリラの読書]

 
08-2.jpg A story about a mouse 
 called Hector
 ---------------------------------
 Written by Kašmir Huseinović
 Illustrated by Andrea P. Huseinović

 [First published 2008] 

Oscar」と同じく、夫妻共同の2008年作品です。
原書は クロアチア語ですが、私は英語版を読みました。

主人公が「ネズミ」で、ネズミ大苦手の私としましては
避けてしまいがちなのですが、読んでみましたら
コロナ前の現代人間社会そのもの!


都会のチーズ工場で働く ネズミの Hector は、
通勤ラッシュ, きつい業務、
狭いアパート, 近所の騒音、
家族も友達もいないし、夜に眠れなくなり
どんどんストレスが溜まっていくのを感じています。

で、会社を辞め、アパートを引き払い、
田舎に貯金で家を買って、移住します!
人間界でも流行りの「田舎暮らし」ですね。

静かな環境で、夜もよく眠れるようになります。
新しい友人もでき、一緒に過ごす時間もあります。
自分のための時間がもてて、幸せ [かわいい]

家の近くの小さなチーズ工場に再就職し、
工場の女性オーナー Leopoldine の明るく聡明な性格
に触発され、どんどん気持ちが明るく前向きになり、
2匹で共同し、製品開発, 事業拡大, ... !
Hector は、都会時代の経験も活かせ、仕事に遣り甲斐 [ぴかぴか(新しい)]

そんな日々が続き、ある晩、 Leopoldine を愛している
ことに気づき ... 早速、その場で プロポーズ!
応えは YES [揺れるハート]
... 本の話は、ここで終わりますが
ネズミですから、大家族ができるでしょう!

「田舎暮らし」の大成功例ですね!
特徴的なのは、思い付いてから行動に移るのが
素早いことです。 いかにも、ネズミらしいです。(笑)
でも、きっと、それは、幸運を掴むために必要なこと
なのかも知れません。

nice!(17)  コメント(4) 
共通テーマ:

nice! 17

コメント 4

ぼんぼちぼちぼち

いい話しでやすね〜
ネズミだから大家族に、、、確かに〜
by ぼんぼちぼちぼち (2020-11-21 16:22) 

プー太の父

とても楽しい物語ですね。
人間にとってはあまり家族を増やしてほしくないですが(^-^)こんなネズミさんがいたら応援したくなりますね。

by プー太の父 (2020-11-22 07:52) 

sasanono

ぼんぼちぼちぼち san,
本当にね~* 羨ましいくらいですね~*
人生とんとん拍子に好転する話 ♡
by sasanono (2020-11-23 00:47) 

sasanono

プー太の父 san,
そうですね! 明るく前向きに頑張る姿は
ネズミでも (!)、応援したい気分にさせますね*
行動力も素敵!... ネズミでも!(だから?)
by sasanono (2020-11-23 01:04) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。