英ゴリ本 059 [ ▲ 英ゴリラの読書]
The BFG
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Written by Roald Dahl
Illustrated by Quentin Blake
[First published 1982]
2019年も残り少なくなって参りましたので
取り急ぎ、読んだ本の整理も!
Matilda, The Magic Finger 同様、9~12歳対象の児童書
ですが、造語が多く、巨人の台詞に間違いが多用されており
そこが面白いところでありつつも
前2冊より、若干、読解の難易度が高い気がします。
或る晩、寝付けぬ Sophie は、街を歩く巨人を目撃します。
自分の存在が世間に知られるのを恐れた巨人に誘拐され、
住処に軟禁 ... Sophie は 喰われる!と恐怖します。
が、幸運にも、彼は、人間を食べない唯一の巨人
The BFG (Big Friendly Giant) でした。
世界に巨人は10人いて、9人は 毎晩人間を食べに行く
とのこと。 特に、子供が大好物です。
また、季節や好みで人種, 産地も選ぶそうです。
日本人は小さいので、一食で6人 !!! ...
一方、BFG が毎晩しているのは
人間の子供に良い夢をトランペットで吹き込むこと
BFG は、自分より身体が大きくて乱暴な9人の巨人から
虐められており、隠れて孤独に暮らしていました。
Sophie は孤児で、孤児院で受ける罰が嫌でした。
そんな2人が互いに打ち解け、共に行動するようになり
起こした行動とは?
イギリスの女王と軍隊まで動員した大掛かりな作戦で
人間を食べる巨人を捕獲し、世界各国、大喝采!
BFG は、特別にしつらえた家と立派な称号を贈られ
Sophie も、その隣に家を贈られます。
父娘のように愛情のある、平和な暮らしを得て
BFG は 英語を正しく学び、何と、自伝作家に!?
捕獲大作戦の後日談もユニークで、楽しい作品でした。
捕物帳なのですねっ
ガリバーとかジャックと豆の木なんど
ありますが 巨人は子供が一番美味しいのかしら?おそらく良い子にしなさいよの
意味なのかしら?と
悪い子は巨人が食べに来ると
言う教えなのかなぁ
と思った
協力すると 巨人も撃退出来ると
言う ことですねっ
(^^♪
by みうさぎ (2019-11-19 15:06)
みうさぎ san,
食物なので、良い子悪い子の区別はされ
ません。良い子にしてても喰われます!
話の主軸だけ書くと、鬼退治の様な捕物帳
になっちゃってますが ... 重点は
BFGと少女の会話 (問答) にあるようです。
Dahl 児童書の特徴にも思われるのは
大人目線の教訓めいた含みが無いことで、
悪い子は酷い目に合う, 皆で一緒にやれば
出来る,... という指導も無いの!
私の言葉足らずで、失礼しました!
ちなみに「ジャックと豆の木」のジャック
は、巨人の恐れる伝説の人間として登場
しますよ*
by sasanono (2019-11-21 18:28)
コメント出来ませんでした!ごめん。
by Hide (2019-11-21 20:22)
Hide さん,
お八つは沢山あるようですが
お肉と野菜も食べて下さいね?
痩せた身体には寒さが堪えますよ!
いえ、決して太らせて喰らおうってわけでは
ありませんよ ... 別の童話だったかしら?(笑)
by sasanono (2019-11-22 16:35)