フラ鳥から王子様星へ (32) [ ▲ 星の王子さま]
本文全27章の第20章です。
砂漠を横断して、ようやく1本の道を発見した
王子様を待ち受けていたのは
衝撃の事実!
... たくさんの薔薇が咲き誇る庭でした。
世界にたった1つの美しい花と思っていたものが
1つの庭に5千もある!
王子様は思います ...
これを見たら、故郷の花は自尊心が傷ついて
それを胡麻化そうと、咳をしたり死ぬふりをしたりする
だろうな。
そして、僕は介抱するふりをすることになるんだろうな。
そうしないと、彼女は、僕自身を酷い奴だと思わせよう
として、そのまま死んでしまおうとするだろう。
それから、王子様は、こうも思います ...
自分が故郷の星に持っていたのは
どこにでもあるような花と
ちっぽけな火山3つだけだった!
「世界唯一の美」を所有している星の王子だと
信じていた王子様は、それまでの価値観や自信が崩れ去り
草の中に身を倒して、泣いてしまいます ...
ここで、第18章, 第19章 を思い出します。
砂漠を横断していた時、王子様は
広大な砂漠に1輪の花を、どうってことない花と思い
声の反響を、人の言うことを繰り返すだけの奴だと
馬鹿にしていました。
でも、思い違いでした。
何処にでもある花は、自分の花の方でした。
花の言うことを信じ込み、それを繰り返し言っていた
自分に気づきました。
自尊心が傷ついたのは、王子様でした ...
おはようございます!
今日から、仕事も祭りの準備も本格的に。
まあ祭りの用意は「屁の河童」ですが・・
全27章の完読は厳しいです><ではまた!
一万本の真っ赤なバラを見たいが・・・
トキコさん!
by Hide (2019-08-19 10:33)
薔薇の花との会話の件りはなんとなく憶えてやす。
作者の言わんとしてたいることが強烈に伝わってきやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-08-20 18:33)
Hide さん,
ポンコツのエンジンがやっと温まったところ
ですので、このまま走らないと、また動かなく
なっちゃいます! 疲れない程度に遊びに来て
下さいませ (He he he... の河童)
by sasanono (2019-08-21 12:21)
ぼんぼちぼちぼち san,
どうも有難うございます! 私も、です!
この章を境にして、逃避や挫折の度に
「本当に大切なもの」って何だっけ?
と、考えさせられる流れに入って行きますよね*
by sasanono (2019-08-21 12:33)