浦島太郎は、どうなった? [ ▲ 日本語 (一般, 雑誌)]
浦島太郎の話...
私は、この話を童謡で覚えており、玉手箱を開けて老人に
なった後については、これまで考えたこともなかったのですが、
夫によれば、鶴 に変身して、更に数百年生きた... って、
おじいさんになった後に変身?... よく覚えてないそうです。
調べてみると、確かに、おじいさん → 鶴 という話があり
ました。しかし、→ 死んだ, 仙人になった,... などの話も
ありました。
これらの説を時代変遷順に並べると、
仙人説は、日本書紀から,
死亡説は、万葉集から,
鶴変身説は、御伽草子から... で、ここでは更に、神に変身 !
乙姫と再会して夫婦神になったんですって !
波乱万丈の人生ですね
他の説としては、老人になった後、亡き両親の墓を探し訪ね、
辿り着いた墓の傍に庵を建てて住んだとする伝承が
横浜市神奈川区に残っているそうです。
浦島太郎の地元は香川県というイメージがありましたので、
うわ~、ずいぶん遠くに墓を建てたのね~ と、一瞬思って
しまいましたが、伝承は人とともに地域移動しているもの
ですよね。
昨日、私が期待したような楽天的 (?) な結末は
残念ながら、ありませんでしたが
昔話に教訓を求めるならば、横浜市神奈川区の伝承が1番
いいように思います。
家族の心配をよそに、快楽に浸った結果、現実の人生を失い、
老いて自らの後悔と反省を語る...
浦島太郎の庵は、その後、観福寿寺となったそうです。
現在は、慶運寺に浦島太郎の墓や「亀乗浦島観音立像」が
あるようですよ。
むかしむかし浦島は 助けた亀に連れられて
龍宮城へ来て見れば 絵にもかけない美しさ
乙姫様のごちそうに 鯛やひらめの舞踊り
ただ珍しく面白く 月日のたつのも夢のうち
遊びにあきて気がついて おいとまごいも そこそこに
帰る途中の楽しみは みやげにもらった玉手箱
帰って見れば こはいかに 元居た家も村も無く
みちに行きあう人々は 顔も知らない者ばかり
心細さに蓋取れば あけて悔しき玉手箱
中からぱっと白けむり たちまち太郎はおじいさん
「おまけ」
亀は乙姫の化身した姿だという説もあるらしいです。
竜宮の住人は、地上では長寿の動物に化身する必要がある
のかしら? 乙姫は亀, 太郎は鶴...
そうそう鶴太郎は長生きしそうです・・・
また寄らせて頂きます!
by Hide (2015-08-30 10:39)
亀は子供にいじめられてたのではなく、浦島太郎が釣り上げたと、ここで殺すのは忍びないから、助けてやるからこの恩を決して忘れるなと言って離した、なんとも説教じみて、亀にしてみれば釣り上げたお前に助けられたなんて思ってないから、乙姫さんに頼んで仕返しの玉手箱を太郎に渡したんじゃないかと。これはアソンド説
by Asond (2015-08-30 22:05)
おはようございます、空にコメントを頂き有難うございました。
自然の中で飲むビールは、最高でした(^_-)-☆
鶴は、tarouだったんですね。
私も長生き出来るかな・・・・
by tarou (2015-08-31 06:27)
Hide さん,
何と鶴太郎の前世は浦島だったのか !?!
ahahaha... なんちゃって (← 古っ!)
by sasanono (2015-08-31 23:10)
Asond さん,
仕返し妖精のは乙姫でなくて、亀... 新説ですね!
伝承しちゃいましょう !
数百年後の子孫が出処を探し迷うかも? (笑)
by sasanono (2015-08-31 23:13)
tarou さん,
カフェ&ごはん「空」の冒頭写真の注がれるワイン
に食いついてしまいました !! (笑)
気取りのないシンプルな店舗も好感度ですよね。
そして何と言っても、あの景色 !
追記)
玉手箱は開けずに、若々しいまま長生きしましょ*
by sasanono (2015-08-31 23:20)